OUR COFFEE
Speciality Coffee
ルワンダは20世紀最大の悲劇の一つと言われる1994年のジェノサイドからの復興はアフリカの奇跡とも呼ばれ、今ではルワンダのどこまでも続く山々の美しさから千の丘の国と呼ばれています。国内には約220のウォッシングステーションがあり、国内全土で広くコーヒー生産が行われています。
2008年Cup of Excellence(COE)が開催されたことを1つの契機となり、品質向上が目覚ましい生産国です。COEの開催などを契機に、ルワンダ産コーヒーの品質が世界中に認知され、政府の支援プログラムの下で増産のプロジェクトが動きだしました。そうした時勢の中、コーヒーを処理するウォッシングステーションは数も技術も大きく向上しました。キビリジウォッシングステーションはニュングウエ国立公園に隣接し、キヴ湖にほど近い丘陵地に位置しています。標高1700m以上の高所の好立地にある近隣の農家が集まりチェリーを持ち込んでいます。高い標高かつ生産環境のコンディションが近しい周辺エリアから収穫する事で、より高品質で安定したスペシャルティコーヒーを生産しています。 また、生産処理のプロセスにおいても同様に、収穫されたチェリーの品質を最大限に活かしきれるように、工程ごとに発酵工程や選別、乾燥工程において品質基準を設けて管理にあたっています。生産者に収穫や精選等の技術指導を行っており、地域のコーヒー生産に大きく貢献しています。その品質レベルの高さは折り紙付きです。
生産地 Rwanda
農園 Kibirizi WS
品種 Bourbon
標高 1700m
精選方法 Honey Process
焙煎度合 中煎り
テイスト Sweet
オレンジ、みかん、ぶどう、ドライフルーツ
酸味が少し落ち着き飲みやすく、はちみつのような甘味が広がります。
チャック付きのパッケージでお届けします。
焙煎後2-3週間ごろが最も風味が感じられておすすめです。
焙煎後2ヶ月以内は美味しくお楽しみいただけます。
コスタリカのマイクロミルの元祖とも言えるカンデリージャも今年で24年となりますが、今もなお品質向上のために新しい技術に取り組み、慢心することなく品質向上に努めています。
「カンデリージャ」は「ホタル」を意味し、流れる川が蛍が住み着くほど綺麗なため、自然に敬意を払い、名付けられたそうです。
今回のロットのエル・ヴァポル農園は特に品質管理の新しいプロセスに挑戦し続けています。
次世代を担う品質管理の責任者、リカルド氏は真摯的かつ挑戦的で日本のロースタリーにも多くのファンを持つ生産者です。
彼らが素晴らしい土壌で、丁寧に生産されたコーヒーはとてもクリーンに仕上がり、フルーティーさと甘い余韻を楽しむことができます。
また2020年よりカンデリージャ農園の生豆を輸出するCoffee Exparts社を介して、金額の一部をCasas de La Alegria基金に寄付する取り組みを始めました。Casa de la Alegriaはコーヒー農園で働く季節労働者やピッカーの子供たちに対して教育や健康支援・学童保育などを目的とした託児所を作るプログラムです。
このようにサステナブルな生産かつ、流通することで生産者達に還元する取り組みを実施している素晴らしいコーヒーです。
生産地 Costa Rica
農園 La candelilla エルヴァポル農園
生産者 リカルド エルナンデス
品種 カトゥーラ、カトゥアイ
標高 1700m
精選方法 Washed
焙煎度合 浅煎り
テイスト juicy
ピーチ、アプリコット、オレンジ、ハニー
タラスらしい明るい酸と、すっきりとした爽やかな後味はもちろんのこと、ピーチなどのストーンフルーツ系のフレーバーが乗ったクリーンで上品なコーヒーに仕上がっています。
チャック付きのパッケージでお届けします。
焙煎後2-3週間ごろが最も風味が感じられておすすめです。
未来を見据えて、安定したクオリティと良質なマンデリンの持続を目指し、北スマトラで作られたこのマンデリンには、エージェント、ウォッシングステーション、そして農家の人々の努力の結晶です。
従来のスマトラ式と言われる精製方法を踏襲しつつ、ピッキング、脱穀、洗浄、乾燥、そして出荷までをスピーディーかつ丁寧に行うことで品質を向上させました。
栽培においてもリントン地区においては、一般的にシェードツリーを植える例は多くみられませんが、アチェ地区を参考にラムトログン(マメ科植物)を植え始めました。これは、土壌の保水性・旱魃のダメージを軽減しようと試みるだけでなく、苗木を多く植える為に、シェードツリーによって土壌・生育環境の安定化を図ってのことです。また糖度の高いチェリーから苗木を作り、約50軒の農家に配るプロジェクトを始めました。この中にはブルボン種やティピカ種を限定し新たに植え始めた農地もあり、プロジェクトが成功すれば周りの農家も協力してくれると期待を寄せています。
農家一軒一軒まわり、良質なパーチメントを集めるだけでなく、品質の向上に手助けをし、それを理解し、努力を重ねたことが結果に結びつき、Bintang Lima(五つ星)の評価を受けるまでになりました。マンデリンの中でもビンタンマリンは、ブレンドに使われてきた従来のマンデリンではなく、シングルで豊満な甘さとコク、力強さとクリーンかつフレーバーな余韻を楽しむことができます。
生産地 Sumatra Lintong Nihuta
農園 designation small farmer
品種 Typica
標高 1400-1500m
精選方法 Wet Hulled
焙煎度合 中煎り
テイスト Bitter
コメント
オレンジ、プラム、ビターキャラメル
力強いマンデリンフレーバーと甘味、酸味、苦味、コク、ボディー感をバランスよく感じられます。
チャック付きのパッケージでお届けします。
焙煎後2-3週間ごろが最も風味が感じられておすすめです。
焙煎後2ヶ月以内は美味しくお楽しみいただけます。
他国に先駆け品種や栽培の研究、生産システムの確立がされ高品質なコーヒー生産が古くから行われています。全体の2/3が零細農家の手で生産されており、ケニア固有の華やかなフレーバーは世界中で高く評価され、近年は一段と存在感を増すコーヒー生産国に成長しています。
コーヒー生産を行う農家に対し、ケニアコーヒー局が組織され、国をあげて農業技術や肥料、栽培方法など教育体制を構え、ブランディング、マーケティング、データ収集などまで行っていることもKenya coffee特徴の1つです。また、近年では環境に対する意識が国全体で高まっており、環境保護も積極的に行っています。加えて、各生産者にもコーヒー以外の植樹を推進し、自然環境の保護も推奨しています。
Masaiはケニア随一のスペシャルティコーヒー輸出業者であるドーマン社のTOPクオリティ商品のブランド名で、現地でファクトリーブレンドをされたコーヒーです。
ドーマン社はケニア国内での輸出業者としての側面だけではなく、一次加工やドライミルなどの設備を持ち、製造、販売の能力と、生産者への様々な支援をすることでマーケティングエージェントとしての役割も果たしています。
コーヒー農家の生活と生産の未来を守るため、サステナビリティプログラムへ投資をすることで農家を支援することにもコミットしています。
今ロットは9つの農場で作られました。
ニエリ 36%:Karatina/Gatomboya/Karindundu factory
キリニャガ 44%:Kamwangi/Kainamui factory
エンブ 20%:Gicherori/Kathakwa factory
プラム、柑橘のようなフルーティーな香りのあとにチョコレートのような甘味の余韻が楽しめます。ボディ感も感じられますが、クリーン でとても明るく美しい印象のコーヒーです。
juicyな酸味が特徴的なケニアコーヒーですが、独特の甘味を楽しんでいただきたいので、他のコーヒーよりも少し深めにローストしています。コーヒーだけでももちろんですが、ぜひ焼き菓子などと一緒にお楽しみください。
生産地 Nyeri,Kirinyaga,Embu
農園 Karatina and 9 Factorys
品種 SL28 SL34
標高 1600-2000m
精選方法 Washed
焙煎度合 中煎り
テイスト Sweet&Bitter
栽培品種:在来種
商品規格:G1
精選方法:WASHED
コーヒー発祥の地、「エチオピア」
エチオピアは東アフリカに位置し、イタリア領となった
1936 年からの 5 年間を除いて植民地化されることなく
歴史を紡いできた独立国家の一つです。
キリスト教のエチオピア正教による、
コーヒーにおいてはアラビカ種発祥の地ともいわれており、
イエメンと並ぶモカコーヒーの生産国として大変有 名です。
また現在でも客人に対してコーヒーを振る舞う
コーヒーセレモニーの文化が残っており、
コーヒーを語 る上では避けて通れない王道の生産国の一つです。
「Berka=尊敬」
紅茶を思わせるようなフレーバーと甘味、
ボディー感が特徴的な『ベレカ』。
通常のイルガチャフィーG1 よりもさらに高品質で、
こだわりを持って作った商品です。
ファルコン社のダイレクトトレードによる高品質原料を調達し、
その後脱殻、選別をおこない、G1 商品に 作り上げています。
ハンドピックとカッピングを何度も繰り返し、
※ベレカ(エチオピアで「尊敬」を意味する言葉)
標高2500mに位置するイルガチェッフェ村
シダモ・コーヒーエリアの南端から険しい道沿いに車を走らせますと、イルガチェッフェ村(標高2,500m)までの約35km間にコーヒーが大切に栽培されているのが目に映ります。肥沃な黒土に恵まれ、川と森と湖に囲まれた美しいイルガチェッフェ村のシンポルは、近在のアバヤ湖でエチオピアの人々が心から愛する湖の一つに数えられています。エチオピアはナチュラル精製が主流ですが、イルガチェフェは伝統的な水洗処理、天日乾燥により仕上げられています。その中でも選りすぐられた トップグレードがイルガチェフェ・G1です。
イルガチェッフェの生産と風味
この地域で生産が始まったのは1950年代と、コーヒーの生産文化からすると比較的新しいのですが、紅茶にも 似た特徴的なフレーバーとワインにも感じられるフル・ボディーのカップ評価から、このイルガチェフェ地区のコーヒーが‘YIRGACHEFE’の名で急速に取引されるようになりました。現在ではアメリカや北欧のスペシャルティコーヒー市場で人気を博している関係から、非常に手に入れ難いコーヒーの一つにもなっていますが、あえて生産エリアを広げることなく限られた生産エリアで栽培されています。川と森と湖に囲まれた美しいイルガチェフェ地区一杯のコーヒーカップから、心までも澄み渡るような逸品です.
フローラルでピーチのようなアロマもあり、ウォッシュドのイルガチェッフェらしい上品なフレーバーを感じました。酸の質感もシトラスや乳酸を思わす明るいアシディティがあり、フレーバーの余韻も華やかに抜け良好な印象です。繊細さや上品さを持った心地よい風味のイルガチェッフェ ウォッシュドに仕上がっておりますので、是非楽しんで頂けましたら幸いです。